
損益分岐点って何?
今回はこのような悩みを解決していきます。
ビジネスをする上で、損益分岐点を把握しておく必要があります。
あなたはどのように目標設定していますか?
自分自身で目標設定する場合、闇雲に決めてはいませんか?
コストと売上、利益とのバランスを測れる”損益分岐点”は現在の進捗状況を表すだけでなく、現在取り組んでいるやり方があっているかも知ることができます。そこで、今回はビジネスの成否を左右する”損益分岐点”について解説していきます。
✅本記事の内容
・損益分岐点とは
・費用について
・損益分岐点からわかること
この内容でお届けしていきます。
こんにちはりょすです。
3刀流を目指している25歳です。
僕自身何をしているかと言いますと

・プロコーチ
・マーケ会社員
・元一部上場企業営業マン
とまあ色々と活動しているのでまた見に来てくれると嬉しいです。
それではいきましょう。
1.損益分岐点とは
一言で表すと、「費用ー利益=0」です。
もらえるお金と出ていくお金がトントンの時の状態です。利益が0の状態のことです。
そこを超えると、初めて黒字になります。
会社には、売上(儲け)があって、そのために費用を使って、利益を出します。
採算が取れているとは、この利益がゼロ、よくいわれるトントンの状態です。
この「利益がゼロ」のトントンの状態の売上高を、損益分岐点といいます。
利益を数式で表すと「利益=売上ー費用」で、ここに当てはめて考えるとわかりやすいです。
2.「費用」について
損益分岐点を計算するときにとても大切になってくるのが「費用」です。ここで紹介する費用には以下の2種類があります。
固定費
変動費
それぞれを分類することで、その企業や会社の費用構成をより詳しく分析することができます。
固定費
固定費とは、売上の大小に関係なく発生する費用のことです。
例えば、営業所の家賃や人件費、各種保険料も固定費に該当します。
これらの費用は売上の増減関係なく常に固定されているため、月々で金額が上下することはありません。
人件費などは、昇給やアルバイトの増減などで毎月の変動がある場合もありますが、基本的に変動しない費用です。
ただ、企業によっては人件費が費用に含まれる会社もあるようです。
変動費
変動費とは、売上に応じて増減する費用のことです。
飲食業であれば商品仕入れ、運送業であれば交通費や仕入れがこれに該当します。
商品の売り上げが良ければ材料費も多くなるし、売り上げが悪ければ少なく発注します。それだけ増える性質を持つ費用となります。
ほかにも、光熱費や支払運賃、販売手数料なども変動費に入ります。
損益分岐点を考えるうえで重要となるので覚えておきましょう。
計算式
例えば、売上高1,000円、変動費600円、固定費300円、利益100円の駄菓子屋さんの損益分岐点は、次のような計算式で算出できます。
損益分岐点=固定費÷{1-(変動費÷売上高)}
ここに上記の数字を当てはめてみます。
300円÷{1ー(600円÷1000円)}=750円
つまり、この駄菓子屋さんでは、売上が750円を上回れば利益となり、750円を下回れば損失となります。
3.損益分岐点からわかること
損益分岐点は経営をはじめる方や、事業を運営する人にとって知っておきたい計算方法となります。
ここではさらに、損益分岐点を活用した分析方法をいくつか紹介していきます。
損益分岐点比率
損益分岐点比率とは、実際にすでに売上高が発生している場合に、損益分岐点の売上高がどのくらいの割合か見ることで財務分析する指標です。
計算式は下記の通りとなります。
損益分岐点比率(%) = 損益分岐点 ÷ 売上×100
例えば先ほどの駄菓子屋さんを例に比率を算出してみましょう。
駄菓子屋さん:原価率4割で50円の商品をで販売した場合
50円の原価率4割は20円なので変動費は20円となります。固定費を月300円とした場合で売上高は現状1000円/月あります。計算式は下記の通りです。
750÷1000=75%
パーセンテージの目安は、80%未満であれば優良企業であると言われています。
日本企業の平均数値は80%から90%の間と言われており、90%以上の場合は改善が必要でしょう。
ここで紹介した駄菓子屋さんの場合は損益分岐点比率が75%のため、健全な経営状態だと言えるでしょう。
まとめ
損益分岐点とは、管理会社の概念の1つで、「会社の利益が赤字にも黒字にもならない、利益がプラスマイナスゼロとなる売上高」を指します。
ポイント
- 利益 〉 経費 ⇨ 黒字
- 利益 = 経費 ⇨損益分岐点
- 利益 〈 経費 ⇨赤字
損益分岐点を理解することで、現在の経営状況や未来の試算ができるようになります。
また、経営者ではなくても自分の損益分岐点を把握しておくことで、他の人とは違う存在になり得ます。
自分が経営者ならそういう人材が欲しいので、この機会に自分ごとに置き換えて計算してみてはいかがでしょうか?
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